Archive for the "9月2016"

NITTO – FOR SHRED BAR

*NITTO* for shred bar

良質なサイクルパーツ類を数多く生み出す”NITTO/ニットー”から”FOR SHRED BAR”が入荷しました!
ん?NITTOなのに変わった名前だな?と思った方、正解です。
Blue Lugのスタッフnbがデザインした別注品の新作ハンドルなのです。
トレイルライドからストリートライドまで調子良く遊べる楽しいバーができました。

*NITTO* for shred bar

Blue Lugスタッフのnbって誰?となるので彼のプロフィールを軽く書いておきましょう。
Blue Lugの古株スタッフでありBlue Lugのフォトグラファー、MASH SFの10年前のムービーに衝撃を受けFixed Gear Bikeでのストリートライドから始まり、FGFS、BMXにMTB、シクロクロス、ロードバイクとあらゆるジャンルのバイクを乗り倒している人物。
昨年開催したMASH JAPAN PREMIEREのオーガナイザーでもあります。
シクロクロスとの出会いがMASH SF以降、最も彼に影響を与え、土の上を走ることに目覚め、シクロクロスからMTBにどっぷりとハマる事に。
あまりレースには興味がない人ではありますがシクロクロスでは2015年までC1で走っており2014年は全日本選手権にも出場、野辺山シクロクロス2014のシングルスピード選手権では準優勝するなどまあまあ走れる男であります。
そんな男がハンドルバーを作ったのです。

*NITTO* for shred bar

この”FOR SHRED BAR”の作るきっかけは昨年公開されたMASH SF 2015のDylan Buffingtonのパートに他なりません。
CINELLI MASH PARALLAXにTHOMSONの幅広ライザーバーを装着しストリートをSHREDする様はとにかくカッコよく本当に衝撃でした。

そこで自分のバイクにもTHOMSONの幅広ライザーバーを取り付けてみるのですが
見た目は良いが握り心地がまったく好みではなかったのです。
それで他のメーカーを探しみるも低めのライズで気に入るものが全く無い。
じゃあいっその事自分で完璧なものを作ってしまおう!という流れ。

*NITTO* for shred bar
*NITTO* for shred bar

そして、あらゆるメーカーのハンドルバーの数値を検証し、最高にカッコよく、握り心地とコントロール性の高さのバランスの取れた数値を弾き出します。
できるだけニュートラル、みんなが使いやすいように。
そうして生まれたのがこの数値。
25mmという絶妙の高さのライズ、6度のアップスウィープ、僅かに手前に戻る3度のバックスウィープ。
数値だけで言うとよくある感じではありますが肝は6度のアップスウィープ。
ステムに取り付けた際に少し寝かし目にセッティングすることで気持ち良いほどに手に馴染む角度となり高いコントロール性を実現しています。

*NITTO* for shred bar

そして完成したサンプルをMTBに取り付け様々なトレイルでテストを重ねました。
MTBで調子良ければストリートライドでも間違いなく調子良い。
そう考えMTBライドに明け暮れました。

*NITTO* for shred bar

まず装着し最初のトレイルライドした時は感動するほどに気持ち良かったと彼は言います。
取り付ける以前はENVEのカーボンライザーバーを装着していましたがこれよりも遥かに重いこの日東のFOR SHRED BARに交換したはずなのにハンドリングが軽くなり狙ったラインがバシバシ決まるコントロール性に驚いたそうです。
最初は自分で作った思い入れも大いにあるので半年近くあらゆるトレイルでじっくりとテスト。
乗り込んだ結果その感覚は決して間違いでは無かったと確信しこのハンドルバーは完成しました。

*NITTO* for shred bar

“FOR SHRED BAR”
“SHRED”という言葉は切り裂くという意味ですが、スノーボード発祥のスラングでストリートやMTBでトレイルを攻める時にも使われる言葉。
ストリートライディングやトレイルライディングに適したカッコよく最高に楽しいハンドルという所から
“FOR SHRED BAR”と名付けられました。

*NITTO* for shred bar

ハンドルに使用している素材は焼入れの施されたNITTOで最強の強度を誇るアルミパイプ。
MTBダウンヒルにも耐えうる高い耐久性を持っています。
その分、重量がありますがトレイルライドやストリートライドでは軽さよりも信頼性の高さが重要でしょう。

*NITTO* for shred bar

ハンドル幅は650mmと750mmの2種類の設定があり650mmは独自に算出した黄金比でありピストにノーカットでつけると今旬なMASH SFクルーのDylan Buffingtonのバイクのように美しく決まります。(もちろん他の車種でもバッチリ)
↓ハンドル幅650mmをノーカットて装着したバイクのイメージ。

*NITTO* for shred bar

750mm幅はMTBでのトレイルライドを楽しむ人に向けたサイズで両サイドに10mm刻みでカットラインが入りお好みのサイズにカットして装着することが出来ます。(ノーカットでももちろんOK)

*NITTO* for shred bar

↓750mm幅をノーカットで装着したMTB

*NITTO* for shred bar

ロゴはシンプルにNITTOの文字のみ。

*NITTO* for shred bar

プライス、デザイン、ルックス、コントロール性が高次元にバランスされた自信を持ってお勧めできるハンドルです。
ぜひこの秋のライドはこのハンドルバーを使ってSHREDしてみてはどうでしょうか?

*NITTO* for shred bar

*NITTO* for shred bar

“NITTO” for shred bar
価格:650mm シルバー6,800円、ブラック7,300円、750mm シルバー7,000円、ブラック7,500円 (すべて税抜)
ハンドルクランプ径:31.8mm
ライズ:25mm
アップスウィープ:6度
バックスウィープ:3度
ハンドル幅:650mm、750mm(このサイズのみ10mmごとのカットライン有)
素材:アルミニウム
カラー:シルバー、ブラック
MADE IN JAPAN

お問い合わせはOPEN DISTRIBUTIONの各ディーラーまたはinfo@weareopen.jpまでどうぞ。

DZR “SHIFT”

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スイス生まれ、サンフランシスコ発のアーバンサイクリングシューズブランド”DZR”から新作の”SHIFT/シフト”が入荷しました!

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SHIFTは昨年のラスベガスでのインターバイクにて発表されたNON SPDのフラットペダル用シューズです。
そうです、SPD対応ではないDZRの新作シューズなのです。
しかしただのスニーカーではなく、アーバンサイクリングシューズという名にふさわしい調子の良い靴に仕上がっています。

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DZRのフラットペダル用シューズはSPDシューズと同等の情熱を注ぎ込み作られています。
SENSEシリーズがまさにそれでありRED BULL RAMPAGEやSlopestyleなどで活躍するトップフリーライドMTBライダーであるTyler McCaulが開発に関わり生み出されています。
ペダルとのダイレクト感、ソールの食いつきには特にこだわりが強く山遊びに対する愛が感じられますね。
もともとDZRのデザイナー夫妻はScott Sportsでマウンテンバイクのデザインに関わっていたり、トレイルライドが大好きというバックグラウンドが大きく出ているのでしょう。

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Tyler McCaul

新作のSHIFTはトレイルよりも街にシフトしたモデルで快適に日常のライドを楽しめるようにアレンジされています。

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SHIFTの特筆すべきポイントは驚くほど軽い重量でしょう。
某V社の定番モデルが片側405gに対しDZRのSHIFTは271gと約35%も軽く仕上がっています。
軽量なカーボンソールのロードバイク用シューズとも遜色の無い軽さですね。
軽いシューズはどんなシチュエーションでも調子が良いのは説明不要だと思います。

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とにかく日常のライドと生活にフィットするように考えられているのでミッドソールは硬すぎず柔らかすぎずの歩きやすさとペダリングしやすさの絶妙なバランスとなっています。
カーボンソールとかハードなミッドソールのシューズで長時間歩くと超疲れますよね。
SHIFTは一日中履いていても大丈夫なちょうど良い硬さです。

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ペダルと接触するアウトソールはペダルのピンにしっかりと食いつきライドも安心して楽しむことが出来ます。
ミッドソール、インソール共に薄手のものを採用しているのでまるで素足でペダルを踏んでいるかのようなダイレクトな感覚も特徴といえるでしょう。

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アッパーには丈夫で履きこむほどに足に馴染み味の出てくるキャンバス生地を使用しています。

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カラーはグレー、レッド、ブラックの3色展開でそれぞれのカラーごとにDZRと縁のあるアーティストとコラボレーションしています。
それぞれのアーティストによるアートワークはシューズのインナー部分に描かれておりシューズのデザインの良いアクセントとなっています。

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グレーはイラストレーターのBURRITO BREATH

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BURRITO BREATHのアートワークの一つにはBROOKLYNにあるピザの名店”ROBERTA’S”のものも!
AFFINITY CYCLESのボス、ジェイソンがこよなく愛する店であります。

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レッドはアメリカで二人しかいない日本人女性タトゥーアーティストであり東京の自転車店Blue Lugの創始者の一人であるWakako。

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Wakakoによる作品の一つ。過去にPhil WoodのJapan Tsunami Relief Hubのアートワークも担当したアーティスト。

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そしてブラックはサンフランシスコを拠点とするグラフィティーアーティストのD Young Vが手掛けています。

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D Young VがペイントしたEL CAMINO。

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超シンプルなルックスでありながらもアーバンストリートシューズといえる熱さを秘めていますね。

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飽きの来ないTimelessなデザインは自転車のみならず普段からも愛用することが出来るというのも嬉しいですよね。
自転車に特化しているシューズって自転車以外では履けないのも多いのでそういう点では古くからアーバンサイクリングシューズを生み出すDZRならではと言えるでしょう。

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見るからにフラットペダルとは相性が良いのが伝わると思いますが、トゥークリップやペダルストラップとも相性が非常に良いのでFixed Gearでストリートライディングを楽しむ人にも自信を持ってお勧めしたいシューズでもあります。

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トゥー部分はスリムな形状なのでスッとトゥークリップに足を入れることができペダルをしっかりと食ってくれるのでかなり調子良し。

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力の抜いたライドや街中で自転車と共に遊ぶ、そんな時に最高にフィットするのがこのDZRの新作SHIFT。
普通なようで普通じゃないこのシューズを是非この秋のライドのお供にどうぞ。

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“DZR” SHIFT
・ユニセックスモデル
・12oz キャンバス
・リフレクターロゴ(踵部)
・伸縮性のあるシューレース
・ペダルにがっちりと食いつくガムソール
・チェーンモチーフのオリジナルソールパターン
・重量:約270g(サイズ41、片足)
・ブラック、グレー、レット
・サイズ:EU38~45(23.5cm~28cm)
・価格:12,000円(税抜)

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お問い合わせはOPEN DISTRIBUTIONの各ディーラーまたはinfo@weareopen.jpまでどうぞ。