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1971年よりカリフォルニア州サンノゼにて
高品質で美しいパーツの数々を生み出しているPhil Wood & Co.

トラックハブと並びタフに自転車に乗るサイクリストやツアラーに愛されているのが上の写真のロードハブ。
どんなに過酷な状況を走り続けてもトラブルとは無縁で気持ち良く走り続けることの出来る名品です。
このハブは8~10速対応のため、現在主流となる11速対応のハブのリリースが待たれていました。

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Phil Woodはこの期待に応えるべく今までとは全く異なるコンセプトにて
ゼロからデザインし生まれたのがこの11speed road hubです。

Phil Woodの考える最高の性能とは「絶対に壊れない」ということ。
これは生産最高責任者のピーター氏の言葉である
“自分の生み出す製品を使って怪我などをして欲しくない”
という思いでもあります。
その「絶対に壊れない」という性能を追求した結果、最高の素材と最高の技術を使い生まれたものが
Phil Woodのすべての製品です。
Phil Woodのハブは重いと言われることも多いですがそれは「絶対に壊れない」と言うことに不可欠な重さで、
軽量さはもともとが必要なかったからです。

11速対応のロードハブを新たに作るにあたりPhil Woodは初めて重さとの戦いに挑戦しました。

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一切の妥協をしない物作りである彼らは数え切れないほどのプロトタイプの製作と強度試験を経て
「絶対に壊れない」という性能をそのままにステンレススティールで作られたものに対し約34%という大幅な軽量さを手に入れました。

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ハブシェルのデザインはすべて一からデザインされ直し、アクスルとエンドキャップには
航空機の機体などに使用される最高剛性を持つアメリカ製のアルミニウム合金を使用。
カセットボディーも同じアルミニウム合金を使い、内部構造も見直し従来の4ツ爪から5ツ爪へと改良することで
より軽量で高剛性に生まれ変わりました。

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このラチェット部の爪は熱加工により最高強度まで高められたステンレススティールから
一つ一つ削り出されており消耗が極めて少なくより長寿命を実現しています。
またカセットボディーのデザインの見直しに伴いかねてからPhil Wood愛好家から熱望されていた
Campagnoloカセットボディーも誕生し、Campagnoloコンポーネントでの使用が可能となりました。
美しいポリッシュシルバーはCampagnoloコンポーネントとの相性は言うまでも無く抜群でしょう。

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ホール数は20Hよりご用意がありENVEなどのカーボンリムからアルミリムまであらゆるサイクリストの
ライディングスタイル、遊び方に応えるラインナップとなっています。
忘れてはならないのが美しいポリッシュ仕上げと赤く墨入れされたPhilの文字は厳しい品質管理に合格したものだけに与えられる証。
ベアリングやスモールパーツの全てをリプレースすることができ何年も、
何台もバイクを乗り換えても力強く光り続け末永く愛用できることを約束しています。

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オプションではありますが今までのロードハブ同様の最強の耐久性と安心を約束する
ステンレススティールを使用したCLASSICモデル、深く美しいアノダイズカラーのご用意もあります。

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シリアスなロードレーサーから伝統的なカンチブレーキスタイルのシクロクロスレーサーに
自信を持ってお勧めしたいハブ、それがこの”11speed road hub”です。
足元を力強く守ってくれるハブにきっと満足していただけると思います。

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”Phil Wood & Co.” 11speed road hub

・ホール数 : 20H(フロントのみ)、24H、28H、32H
・オーバーロックナット寸法 : フロント100mm、リア130mm
・フリーボディ:SHIMANO (9~11速)、CAMPAGNOLO
・重量:フロント112g、リア331g
・価格: フロント 23,800円(税抜)、リア 64,800円(税抜)

お問い合わせはOPEN DISTRIBUTIONの各ディーラーまたはinfo@weareopen.jpまでどうぞ。